スマホを活用した陵墓探訪方法

はじめに

 私が陵墓探訪を始めた2009年頃、探訪時は必ず地図を印刷して持って行ってましたが、スマートフォン(スマホ)が登場してから私の探訪方法も大きく変わりました。2010年12月に初めてスマホ(画面の大きさが7インチのタイプなのでタブレットの部類)を手に入れ、現場で色々試してみた結果、陵墓のように目的地が比較的町中に分布している場合、スマホだけ持って行けば紙の地図が無くても問題ないことがわかりました。あらかじめ陵墓の位置を取り込んだスマホの地図アプリに、GPSをオンして現在地を重ねて表示させながら移動することで、道に迷わず簡単に目的地に到着できるようになりました。
 ここでは私が使っているスマホ用地図アプリについてご紹介します。

私のスマホ

 2012年11月に私にとって2台目の端末となるNTTドコモのGALAXY Note IIを購入しました。ドコモ派な私はSIMフリー版iPhoneも気になっていたのですが、iOS6からAppleオリジナルのイマイチな地図になってしまったので(現在はGoogleマップが使えますが一部のアプリはAppleオリジナルの地図のままです)、前機種のGALAXY Tabに引き続きAndroid端末にしました。GALAXY Tabは画面が大きくて見やすかったのですが、胸ポケットに入らず携行性が悪いことが不満で、2台目は胸ポケットに収まるギリギリの大きさということでGALAXY Note IIを選択しました。
 また、iOSアプリの研究?のため、新型iPod touchも所有しています。iPod touchはGALAXY Note IIのテザリング機能を利用して必要なときにネットに繋げています。
 (左)GALAXY Note II
 (右)iPod touch 5

地図アプリ1 ロケスマ

 Googleマップを使う場合、ロケスマという無料アプリがお勧めです。
 このアプリは自作したGoogleマイマップのKML形式ファイルを表示させることができます。
やり方はロケスマのホームページのヘルプ(ここ)を参照して下さい。ヘルプはiPhone版アプリで説明していますがAndroid版でも基本的に同じです。当ホームページで紹介している陵墓、宮都、聖蹟などの位置情報を載せたKMLファイルのリンク先URLは以下になります。

http://ryobo.fromnara.com/kml/allmap.kml

ヘルプのやり方どおりロケスマでリンク先URLを指定します。

URL入力だけでなく、QRコードでもKMLファイルを読み込むことができます。


 ロケスマは陵墓の位置情報を表示させるだけではなく、追加機能で、私が訪問後記事をアップした場所は、マーカーをタップすると「陵墓探訪記HPへ」のリンクを選べるようになっており、その記事へジャンプすることもできます。上記KMLファイルは私がロケスマを使ってこれから訪問しようとしている場所も載せており、「陵墓探訪記HPへ」のリンクが無い場合は未訪問、未整理のため位置がずれている場合があります。
 またロケスマにはコンビニやハンバーガーショップなど豊富な位置情報データベースが公開されていて、陵墓探訪の途中で近くのコンビニに寄りたいというような時に切り替えて表示できますので、現場での応用が利くアプリとなっています。

ロケスマの画面表示例
陵墓・宮都マップ コンビニマップ

地図アプリ2 地図ロイド

 大部分の陵墓はロケスマで問題なく訪問できるのですが、一部の山の中にある陵墓はGoogleマップだと詳細情報が不足していて、国土地理院の地形図が必要となることもあります。そんな時に利用するのが地図ロイドという無料アプリです。(なお地図ロイドはAndroid版しかありません。iPhone版で似たような機能を持つアプリを発見しましたら、またの機会にご紹介したいと思います。)

 地図ロイドは位置情報を記録したCSVファイルを取り込み、ピンを表示することができます。地図ロイドの基本的な使い方は、地図ロイドのホームページ(ここ)を参照して下さい。地図ロイドのブックマークメニューを選び、画面右下の▽ボタンをタップして、「CSVファイルを取り込む」を選択すると、端末のchizroidというフォルダの直下にあらかじめ保存しておいたpoint.csvというファイルを読込みます。陵墓と宮都の位置情報を記録したpoint.csvファイルはこちらからzip圧縮ファイルをダウンロードし、解凍後、端末のchizroidフォルダへ転送しておいて下さい。

 ファイルを読込んだ後、先程のブックマークメニューで、画面右下の▽ボタンをタップして、「地図にグループを一括マーク」を選択すると、地図上にピンが表示されるようになります。残念ながらオリジナルマーカーを表示する機能は無く、標準のピンしか表示できないようです。グループ名はデフォルトではグループ1、2、・・・というわかりにくい名称なので、グループ名をロングタップして表示されるメニューから名称を変更することもできます。(左下のリスト画面では陵墓という名称に後から変更しています。)

 このアプリは国土地理院の地形図だけでなく、Googleマップやヤフーマップも必要に応じて切り替えて表示できる機能もあり、かなり便利に使えると思います。

地図ロイドの画面表示例
ファイル読込後のリスト Googleマップ
(このエリアは情報不足)
国土地理院地形図

おわりに

 ロケスマのKMLファイルはネット上のファイルをその都度読み込む仕様のため、一度リンク先URLを指定してやれば、自分でファイル更新する必要はありません。一方、地図ロイドのCSVファイルはスマホへファイルとして取り込みますので、自動更新されません。宮内庁管理陵墓の方は全情報を載せており更新する予定はありませんが、宮都や聖蹟については訪問する度に更新します。宮都、聖蹟訪問に興味があり地図ロイドを使われる方は、定期的にCSVファイルを更新されることをお勧めします。

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